Rulebook · v1.1
政治家人狼 ルールブック
最終更新:2026年7月7日
関連作品:政治家人狼
用語
通常の人狼で使用している用語を、以下のように言い換えます。
| 通常の人狼 | 政治家人狼 |
|---|---|
| 村人 | 候補者 |
| 人間 | にんげんの党 党員 |
| 人狼 | おおかみの党 党員 |
| 狂人 | スパイ(※勝利条件はおおかみの党 党員と同様) |
| 占い師(予言者) | 番記者 |
| 霊媒師 | 検察官 |
| 護衛(ボディガード) | 警備員 |
| 会議(昼) | 選挙活動 |
| 投票 | 投票(=選挙) |
| 処刑 | 当選 |
| 夜 | 裏工作タイム |
| 占い | 調査 |
| 襲撃 | ネガティブキャンペーン |
政治家人狼とは
政治家人狼とは、通常の人狼ゲームが「信じられない人に投票して処刑する」のに対し、「信じられる人に投票して当選させる」ことを目的とした人狼系のカードゲームです。「にんげんの党」と「おおかみの党」に分かれて議論を行います。
ゲーム中、4回の投票(選挙)で当選者を決定し、規定の当選数を満たした陣営が勝利となります。
ゲームの流れ
役職確認
[1日目] 所信表明 → 選挙活動 → 投票 → 裏工作タイム
[2日目~4日目] 選挙活動 → 投票 → 裏工作タイム
[勝利判定] 政党の発表
役職確認
通常の人狼ゲームと同様に、人数分の政党(役職)カードを1人1枚配布して自分のカードを確認した後、全員で目を瞑ります。進行役となるゲームマスター(以下、GM)は、以下の順で役職者を起こして役職確認を行います。
該当する役職がいない場合はスキップします。
- おおかみの党 党員を起こし、お互いに顔を合わせます。
- おおかみの党 党員が目を開けたまま、政治家の愛人を起こし、お互いに顔を合わせます。 ※政治家人狼では、内通(おおかみの党 党員や政治家の愛人が、顔合わせの際にジェスチャーを通じて番記者や検察官を騙る役割分担を決めること)を”推奨しません”。ゲーム開始前に「内通は無しです」とプレイヤーに通知するのが良いでしょう。ただし、禁止ではありませんので、プレイヤーの好みや習熟度等に合わせてGMの裁量で変更しても構いません。
- おおかみの党 党員だけ目を閉じさせた後、政治家の愛人におおかみの党 党員の中から本命を1人決めさせます。
- 番記者を起こし、おおかみの党 党員および政治家の愛人を除いた中から、ランダムに選んだ1名を教えます。
- スパイを起こし、お互いに顔を合わせます。
- スパイが目を開けたまま、再度おおかみの党 党員を起こし、お互いに顔を合わせます。 ※人数やレギュレーションによって、スパイはおおかみの党 党員と顔合わせをしない場合もあります。その場合、スパイに目を閉じさせた後、親指を立てさせます。その状態でおおかみの党 党員を再度起こし、親指を立てているスパイを確認させます。確認後、スパイは親指を戻します。
- 以降、以下の役職については役職者であることだけを確認します。 検察官、警備員、弁護士、悪徳弁護士
以上が終了したら、全員を起こして立候補に移ります。
【マニュフェストカード無し(プレーン)ルール】
政治家人狼の役職カードのみを使用し、マニュフェストカードを使用しないシンプルなルールです。政治家人狼を初めて遊ぶ方がいる場合は、こちらのルールから始めて頂けると、ゲーム性やルールを理解しやすいです。
立候補
プレーヤーは一人ずつ、にんげんの党の立候補者であることを宣言します。この時に、選挙に立候補し当選を目指すための意気込み等を語っても良いでしょう。
選挙活動(昼)
立候補が終わったら、GMが制限時間を宣言した後、選挙活動(議論)を行います。「にんげんの党」と「おおかみの党」の党員が誰なのか、今日当選させたい”信じられる味方”が誰かを推理してください。
投票
選挙活動が終わったら、当選させたい(自分と同じ党だと思う)人に投票します。投票は、1日目および2日目は挙手制となり、手を挙げた人から順番に投票します。3日目以降は、一斉投票となります。
- 投票により最多得票者が当選者となります。
- 最多得票者が複数いた場合は決選投票を行います。
- 決選投票を2回行っても同数だった場合、くじ引きやじゃんけんなどランダムな方法で当選者を決めます。 ※くじ引きの場合、人数分の公約実現カード(うち1枚を成功カード、残りを失敗カード)を使い、成功カードを引いた者が当選とするのが良いでしょう。
当選者が決定したら、最後の演説として所信表明を行って下さい。ゲームに関する事でも、当選の御礼でも、何を話しても構いません。
所信表明が終わったのち、ネガティブキャンペーン(襲撃)を受けている者がいた場合、選挙に復活します。
裏工作タイム(夜)
裏工作タイム(夜)になります。裏工作タイムでは、おおかみの党 党員(ネガティブキャンペーン)→警備員(護衛)→番記者(調査)→検察官(捜査)の順に起こし、処理を行います。判定結果はGMがハンドサインで通知します。
おおかみの党 党員:ネガティブキャンペーン 毎晩1人を指定し、ネガティブキャンペーン(襲撃)をかけます。おおかみの党 党員やスパイ、政治家の愛人を襲撃対象にすることも可能です。 襲撃の対象になった人は翌日の選挙活動と投票に参加できません。 議論を見守ることはできます。(発言できない、投票できない、投票されない。) 襲撃対象者は、襲撃された日の当選者が決まった後に復帰します。ただし、政治家の愛人は復帰することができません。
警備員:護衛 毎晩1人を指定し、おおかみの党 党員の襲撃から守ります。
番記者:調査 誰か1人を指定し、その人物が[おおかみの党 党員(人狼)]か[そうでないか]を調査します。襲撃される夜にも結果が見られるため、復帰した日に結果を発言しても構いません。
検察官:捜査 この日当選した者を捜査し、おおかみの党の陣営かそうでないかを知ることができます。知ることができるのは陣営なので、スパイや愛人もおおかみの党であると判定が出ます。襲撃される夜にも結果が見られるため、復帰した日に結果を発言しても構いません。
勝利判定
最終的に、4つの議席が埋まるまでに必要議席数を獲得した陣営の勝利となります。
- にんげんの党:3人当選
- おおかみの党:2人当選
4つの議席が埋まる前にいずれかの陣営の必要議席数を満たした場合、その時点でゲーム終了となります。
当選権が無い者(番記者、検察官、警備員)は議席を埋めることができません。
弁護士および悪徳弁護士が選挙(議論)に残っている場合は、どちらかの必要議席数を満たしたとしても必ず4つの議席を埋めるまでゲームを行います。
4日目が終了した時点でどちらの陣営も規定議席数を満たしていない場合、おおかみの党の勝利となります。
【マニュフェストカード有りのルール】
※プレーンルールと異なる部分のみ説明
政治家人狼に慣れてきた方は、マニュフェストカードを入れたルールで遊んでみましょう。マニュフェストカードには、「にんげんの党に有利な効果」と「おおかみの党に有利な効果」の相反する2つの効果がそれぞれ書かれています。ゲーム開始前の役職カード配布と同じタイミングで1人1枚ずつランダムにマニュフェストカードを配布し、引いたカードを自身のマニュフェストとして掲げて議論に臨みます。
ゲームの準備
- 政党カードとは別に、マニュフェストカードをシャッフルして1人1枚配布します。余ったマニュフェストカードは非公開とし、GMが管理します。
- 公約実現カードの[成功カード]を8枚、[失敗カード]を2枚用意し、シャッフルしてGMの手元に置いておきます。
立候補
マニュフェストカード有りのルールの場合、第1回選挙の選挙活動(議論)開始前に、一人ずつ予め配られた「マニュフェスト」を発表します。このとき、どちらの陣営も「にんげんの党」に有利な効果の方を読み上げてください。おおかみの党の人は、自分が持っていないマニュフェストカードの効果を発表しても構いません。「真似フェスト」を所持しているプレイヤーは、真似フェストカードを何のカードとして使用するかを決め、必ず発表しなければなりません。所持しているプレイヤーがにんげんの党所属の場合、最初に発表したものから変更することはできません。尚、自身が「真似フェスト」を所持している事については、発表してもしなくても構いません。
選挙活動(議論)
マニュフェストの発表が終わったら、選挙活動を行います。マニュフェストカードの効果も参考に、にんげんの党が誰なのかを推理してください。
投票
マニュフェストカード入りの場合、全ての選挙を一斉投票で行うことを推奨します。GMの裁量により、プレイヤーの習熟度に合わせて挙手制に変えても構いません。
前日に実行されたマニュフェストの効果が票数に影響があるものだった場合、効果に応じて票数を加算/減算して誤りのないようにしてください。
[マニュフェストの実行]
- 投票により最多得票者(当選者)が決定したら、当選者は持っているマニュフェストカードをGMに渡し、どちらの効果を発動したいかを伝えます。
- 当選者がにんげんの党の党員の場合は必ずにんげんの党側の効果を指定しなければなりません。当選者がおおかみの党の党員の場合は、当選者が好きな方の効果を指定することができます。
- マニュフェストの効果の発動にプレイヤーの指定が必要な場合は、公約実行カードを引く前に指定し、GMに伝えます。
- 当選者は、「公約実行カード」の山札から1枚を引きます。成功カードは8枚、失敗カードは2枚入っています。
- 成功カードを引いた場合は指定した効果が発動、失敗カードを引いた場合は指定した効果とは逆の効果が発動します。 ※にんげんの党の効果を指定していたら、おおかみの党の効果が発動。おおかみの党の効果を指定していたら、にんげんの党の効果が発動します。
- 尚、引いたカードを他のプレイヤーに見せてはいけません。引いた公約実行カードは山札から除き、翌日の当選者は残った山札から1枚を引きます。
- 上記すべての処理が終わったら、GMがマニュフェストの名前と効果を発表します。にんげん/おおかみどちらの効果が発動したかについては、基本的には”発表しません”。ただし、マニュフェストの効果によっては発表する場合がありますので、詳しくはマニュフェストカード一覧を確認してください。
[所信表明]
当選者は最後の演説(所信表明)を行います。この際、マニュフェストカードの効果をどのように使うか、公約実行カードの「成功/失敗どちらのカードを引いたか」などを発言することも可能です。
[裏工作タイム(夜)]
- マニュフェストの効果を処理します。
- プレーンルールと同様に裏工作タイム(夜)を処理します。
- 裏工作タイムが終了した後、当選者に指定された者や翌日発動する効果がある場合はその発表をしたのち、議論を開始します。
勝利判定
マニュフェストカードの効果の中には、当選者を「リコール(除外)」するものが含まれています。そのため、マニュフェストカード入りのルールでは、にんげんの党が3人連続で当選したり、おおかみの党が2人連続で当選しても、ゲームは終了せず、4つの議席が埋まるまでゲームは続きます。
ただし、おおかみの党 党員(スパイや愛人は除く)が2人当選した場合、その時点でゲームが終了します。
リコールで除外された当選者を差し引いて、4つの議席が埋まったらゲーム終了となります。
